
7月の養生 ~小暑~
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24節気 ~小暑~
「小暑」は梅雨明けの時期
暑い南風が吹き始め日増しに暑さが上昇し
湿度も高い本格的な夏の始まり。
「小暑」の食養生の考え方
気を補い冷ます、潤す、余分な湿を取り除く。
1,冷ます食材・潤す食材
スイカ・苦瓜・へちま・きゅうり・トマト・なす
2,除湿・・・身体の湿を取り除く食材
ハトムギ・緑豆・春雨・きゅうり・トウモロコシ
3,おすすめのお茶
緑茶・ミント茶・二至茶(ジョテイシ・カンレンソウ)
オススメ食材「緑豆春雨」
オススメ食材
養生レシピ「焼五丁(シャオウーディン)」
・トウモロコシは
脾胃の消化器系を整え消化機能を高めるので食欲不振・消化不良などの解消に
気を補うので疲れた時、ばてた時に利尿作用もあり身体が重い、浮腫みなどの解消にも。
しいたけは
胃の消化機能を助け、不消化物の排泄を促進して、肝の働きを補います。
にんじんは
脾の働きを高め消化不良解消するので胃もたれ、食欲不振、体力不足に。
・血と津液(体液)を補うので、めまい、生理不順、爪の変形、など栄養不足の症状に。
・目に作用するので目かすみ、目の疲れ、充血 に。
高野豆腐は
寒性で身体の余分な熱を冷ましながら胃の消化機能を助けます。
カルニチンを豊富に含み脂肪の代謝を促進します。
きゅうりも寒性で身体の余分な熱を冷まし利尿を促進脾・胃・大腸経に作用します。
トウモロコシ、高野豆腐、にんじんとも胃腸の機能を助けきゅうり、高野豆腐、トウモロコシは利尿作用があるので
胃腸の働きを助け身体の余分な熱を冷まし柔らかく香も良いので夏に向けておすすめのレシピです。
特に、中医学は陰陽五行論に支えられているので五色の食材で五臓のバランスを取ります。
丼にしても、副食として別のお皿にしても美味しく召し上がれます。