
すべての皺(しわ)は乾燥から始まる・・シワ予防の薬膳と漢方
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*すべての皺(しわ)は乾燥から
~シワと肌の乾燥・ドライスキンの密接な関係~
最近、40歳を前にして皺(しわ)が増えて、
乾燥肌も気になる方のご相談多いのですが
すべての皺(しわ)は、乾燥から始まるといっても過言ではありません。
小じわを見つけたら、なにはともあれ保湿しましょう。
そしてくれぐれも大切なのが、その時に乾燥肌に必要なのは水分という事です。
スキンケアで水分や水分を保持するヒアルロン酸などを補うと
解消しやすいのですが、スキンケアだけでは根本的に解消できないので、
乾燥した空気などに触れると再び発症してしまいます。
皺(しわ)の再発を予防するには、まず食事で身体の中から潤う事、
そしてサプリメントや漢方のお薬で身体の中の潤いを加速することが大切です。
*0、シワの予防に乾燥肌の3ステップ
皺(しわ)の根本的な解消・予防には
1、保湿中心のスキンケア
2、身体を潤す薬膳・食事
3、身体の中から潤す漢方のお薬・サプリメント
の3ステップが大切です。
年齢を重ねると共に、そして秋冬の乾燥の季節には
身体の潤いが不足して皮膚が乾燥すれば、
ガサガサの肌やシワなどの症状、肺が乾燥すれば咳や喘息の症状が腸が
乾燥すれば便秘の症状が見受けられるようになります。
* 1、乾燥(ドライスキン)対策は、なんといっても先手必勝
店頭でも肌の乾燥の改善とともに、喘息も
治ってしまうことがよく見受けられます
そして実はこのお肌の乾燥(ドライスキン)
については、早めのお手当がとても重要です。
乾燥による炎症などで、皺(しわ)をはじめ肌の老化が
進む前に潤いを補って、速やかに皺(シワ)などが発症しないように、
皮膚の老化が進まないように注意します。
以下、繰り返しになりますが大切な事なのでアトピーや
皮膚トラブルの方を含めお肌の乾燥とシワに悩む方の
日常生活での大切なポイントをお伝えします。
1つ目はスキンケア
2つ目は食事やハーブなどの生活養生
3つ目は漢方のおくすりやサプリメント
による3つのステップが
乾燥(ドライスキン)へのお手当が早ければ早いほど、
皺(シワ)が少なくなり漢方のお薬にしても
炎症やかゆみ止めのお薬にしても、先手必勝でお手当が少なくて済みます。
理想は、乾燥を予防して皺(シワ)を発症させないことです。
この3つのステップのなかで、一番効果が早いのがスキンケアで
目に見えて効果は早く体感できます。
皺(しわ)などが気になり始めたら、すぐにスキンケアによる
お手入れを行って症状の発症を予防してしまうのこと理想です。
一方で、漢方のお薬やハーブや、生活習慣の改善(養生)は
目に見えるのに時間がかかります。が、乾燥(ドライスキン)の
根本的な改善には欠かせないので、スキンケアとを合わせて
食事・薬膳や必要に応じて漢方のお薬を併用します。
繰り返しになりますが、乾燥(ドライスキン)のお手当は先手必勝で、
乾燥を感じるか感じないくらいから、すぐに始めましょう。
*2、皺(しわ)解消のスキンケア・・乾燥肌に必要なのは水分
乾燥肌(ドライスキン)のお手当のなかで、
一番手っ取り早いお手当がスキンケア。
なかでも、一番効果的なのは保湿クリームなどで、
お肌にうるおいを補い保湿させるスキンケアです。
とくに、乾燥しているお肌に不足しているのが
「水分」ですからまずは水分を補いたいものです。
お肌に水分が十分ある時、皮膚表面は
外界からの刺激にしっかり守られています。
ところが、お肌から大切な水分が蒸発してしまうと、
肌のバリア機能が弱くなり外界からの刺激に敏感になってしまいます。
お肌が乾燥してくると、濃厚なクリームやオイルなので
保護したくなりますが乾燥の原因は「水分の不足」...
なので、まずは水分を補いましょう。
そして、水分の上からオイルやクリームを重ね塗りすることで
油膜のフタで「水分の蒸散を防ぐ」とシットリが長持ちします。
私たちのイヌイ薬局の店頭では、水分を80%近く含む養麗潤ゲルクリーム
(詳しくは ブログ 養麗潤開発物語 参照下さい。)
というゲル状のスキンケアをお勧めしています。
養麗潤ゲルクリームは水分を約80%含有し
その他に肌の炎症を抑えるとされる漢方生薬や水分を
保持するためのヒアルロン酸などを配合しています。
いずれにしても、お肌から蒸発してしまった大切な水分を補うことで
肌本来が持つふくらみを回復させて、皮膚表面をなめらかに
保護することで、皺(しわ)の発症を避けることができます。
老人の方が毎年繰り返す、乾燥性の老人性皮膚掻痒症の方でも、
早くからスキンケアを始めることで、発症しないで冬を過ごす方も多数見受けます。
繰り返しになりますが、乾燥のスキンケアの一番は 先手必勝 です。
また、入浴剤もスキンケアには欠かせません。入浴剤も、お肌に負担のかからない、
防腐剤、香料、着色料など不使用のものがおすすめできます。
また、皮膚病については、外治又有法(ガイチマタユウホウ)といって、
服用して有効な五行草や女貞子(ジョテイシ)、旱蓮草(カンレンソウ)
などの漢方薬や生薬を外用したり、入浴剤としてお風呂に浮かべても効果的です。
* 3、乾燥肌(ドライスキン)の漢方のおくすり・ハーブ・サプリメント
肌の乾燥(ドライスキン)についての漢方のお薬は、まずお肌に潤いを補う
お薬で、お肌に潤いを与えるには、中医学では身体の中の水分といえる
「体液」を増やすことと、お肌に栄養や潤いを届けている
「血液」を補うことが大切と考えています。
一つ目の身体のなかの水分といえる「体液」
(中医学では津液と書いてシンエキといいます)を
補うのにサプリメントではプラセンタがオススメです。
プラセンタが体の中から潤いをケアします。
アンドゥナチュレ プラセンタドリンクは
香料・着色料・保存料・カフェイン不使用。
はちみつだけで味付けしています。
高濃度のプラセンタ60,000mgと 漢方の成分が
やさしく、しっかりとあなたのからだの中から潤いをケアします。
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お薬では補陰薬(ホインヤク)と呼ばれる
地黄(ジオウ)、女貞子(ジョテイシ)、旱蓮草(カンレンソウ)、
亀板(キバン)鼈甲(ベッコウ)などの生薬が使われているものが
オススメです。二至丸(にしがん)、亀鹿二仙湯(きろくにせんとう)、
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)などの処方です。
また、綺麗なお肌をつくるには、「血液」がとても大切で
血液が「良質」で「豊富」にあって「隅々まで流れる」ときに、
きれいな美肌が生まれてきます。
次に良質な血液を豊富につくる漢方のお薬を中医学では
補血(ホケツ)剤とか養血(ヨウケツ)剤などと呼んでいます。
生薬では、当帰(トウキ)、阿膠(アキョウ)、
芍薬(シャクヤク)などの生薬を配合した漢方のお薬
四物湯(シモツトウ)やその強化処方の
当帰養血精・婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)、
帰脾湯(キヒトウ・心脾顆粒=シンピカリュウ)などの処方が良く使われます。
お肌の乾燥(ドライスキン)についても、アトピー性皮膚炎と同じように、
おひとりひとりの原因が異なっているので、漢方薬については専門家に相談されて、
ひとりひとりの体質に合わせて選ぶばれることをお勧めします。
イヌイ薬局でのご相談のお申込みは下記のメールから。
*4、お肌の乾燥を潤して皺(しわ)を解消する食事・薬膳
お肌の乾燥(ドライスキン)を潤す食事についても、
生薬と食材の違いはあっても考え方は漢方のお薬と同じで、
1、「体液」を増やして身体を潤してくれる食材と、
2、「血液」を増やしてきれいな肌をつくる食材を心がけましょう。
1、身体の体液を増やして潤いを補う食材は
山芋、冬瓜、白菜、ユリ根、黒銀耳(クロキクラゲ)、
豆乳、大豆、豆腐、蜂蜜、松の実、カシュー、落花生などで
白い色をした食材が多いので、潤い欲しい時は白い食材を意識して!
良質の血液を増やしてくれる食材はクコ、棗(ナツメ)、
緑黄色野菜(ほうれん草、小松菜、青梗菜など)、牡蠣、レバー、卵 などです。
(血液体液を補う薬膳レシピ)
≪なつめと山芋の薬膳スープ≫ 材料 4人分
鶏むね肉 150g、山芋 150g、干し椎茸 2個
塩(キパワーソルト)小さじ1杯
醤油(金笛) 小さじ1/2杯
味の母 大匙2杯 生姜 小さじ2杯
≪なつめと山芋の薬膳≫スープ・レシピ
1、山芋を薄切りにして酢水につけ、干し椎茸を1/2に切って水に戻す。
2、鶏むね肉は1cm程度に切ってお酒につける。
3、鍋にチキンクリアを入れ、長いも、椎茸、棗を入れ火にかける。
4、柔らかくなったら味の母、塩、しょうゆを入れ五分~10分中火で煮る。
5、さらに鶏むね肉を入れ中火で10分程にて生姜を加えて出来上がり。
脾胃を守り、血をおぎなうのでお肌の乾燥や、
皮膚炎から回復期の美肌つくりにも、また胃腸が弱りやすい
季節の変わり目=土用(土用は立春立夏立秋立冬の前十八日の期間)の
手軽な薬膳メニューとしてお試しください。
詳しい解説は
アトピーから美肌の薬膳 https://ameblo.jp/konankanpo/entry-12458682731.html
または、ことぶき出版・・月間「寿」 2019年8月号 参照下さい。
また、生活の中での養生としてお部屋に植物を飾ったり、
加湿器・お風呂場など利用してお部屋の空気を乾燥させない工夫をしましょう。
特に、冬場の電気毛布や、床暖房、コタツなどは特に乾燥しやすいので
皺(しわ)の根本原因となる可能性が高いので、果物などで
潤いを補いながら長時間のご使用をお控え下さい。
(まとめ)
1、肌の乾燥(ドライスキン)対策は先手必勝
少しでも、乾燥を感じたらすぐお手当して、潤いを補うことが大切です。
特に、養麗潤などでのスキンケアが有効です。
2、乾燥肌(ドライスキン)とスキンケア
スキンケアは予防として特に効果的で、毎年きまって
乾燥に悩まれる方は先手必勝のこころもちでスキンケアを!
乾燥肌にはまず水分を補いましょう!
3、乾燥(ドライスキン)予防と潤いの漢方・ハーブ
血液と体液を補う漢方として婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)や
心脾顆粒(シンピカリュー)、二至丹(ニシタン)、
紅サージ(ホンサージ)などがおすすめです。
4、乾燥肌(ドライスキン)と食事
食事についても血液と体液を補う食事
クコ・ナツメ・蜂蜜・牡蠣・豆乳・大豆・白菜などを積極的に取り入れましょう。
乾燥(ドライスキン)については、上記4つのポイントから考えてみましょう。
秘訣は先手必勝なので、まず渇きを感じたら潤すことが大切です。
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