A級国際中医師・国際中医薬膳師でめざすもの 乾康彦のプロフィール・祖父の言伝
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こんにちはA級国際中医師・国際中医薬膳師の乾 です。
ここで、私の自己紹介を兼ねてイヌイ薬局の思いを
お伝えいたします。

いただいたいのちの始まり
私は、1957年1月6日に
普通の赤ちゃんよりも1月以上も早い9カ月未満で誕生しました。
今では、難しいことではありませんが、当時は9か月未満で生まれた
未熟児は、生きながらえることが難しかったようです。
実際に、取り上げて下さった先生のおかげで
無菌ガラスの中で生死をさまよったようですが
母が薬剤師出会ったことも手伝って
一命をとりとめ、今日にいたります。
私がいま、不妊症など生命にかかわるお仕事をさせて
いただけるのも、いただいた命のおかげでしょうか。
大阪で生まれ6か月五に東京に転勤でゆくことになって
両親が先生にご挨拶に行ったところ
「本当に、生きていましたか?」
と言われたそうです。
とはいえ、生まれてからは
中耳炎を毎年繰り返したり
頻繁な下痢や白痢という便が真っ白になる病期
喘息・蕁麻疹
などありとあらゆる病気に悩まされたようです。
ただ、母が薬剤師で実家が薬局だったことも手伝って
なんとか生命をつないぐことができて今日に至ります。
が、小学校1年生までは東京で過ごしましたが
丁度日本の高度経済成長時代で、東京の空は
スモッグが酷く、小学校2年で母の実家の薬局がある
鳥取で、暮らすことになりました。
全ての患者様を家族と思いなさい
鳥取の母の実家は、自宅兼薬局なので
学校から帰ると、毎日何人かの患者さんが
処方箋をお持ちになります。
当時の調剤は、のんびりしていて
学校から帰って、処方線が来ると祖父母に呼ばれて
調剤室でお薬の調合をするのが日課でした。
粉のお薬をはかるのは、天秤と分銅を使って計る
ので、7才の私は、半分遊び半分で天秤と戯れていました。
そんな、ふざけ半分の姿を見ると祖父はいつも
「処方箋をお持ちになる全ての人を
お父さんお母さんと思ってお迎えしなさい。」
というのが口癖でした。
毎日聞かされるその言葉は、薬局の店頭に立ち始め
お店の未来を描くようになった私の心によみがえり
はじめて私が決めた最初のコーポレートポリシー
「美と健康を真心こめて」
に繋がります。

その後、昭和の後半には薬局は流通再編の波に飲み込まれ
医薬品の卸売り業だった祖父の「イヌイ薬品」は合併の波
に飲み込まれ、両親は新たに医薬品・化粧品の小売りを
始めました。
読書百遍意おのずから通ず・・医療人人生の始まり
そして、そんな流れの中でシステムエンジニアとして銀行で
キャッシュカードのシステム開発をしていた私も、家業の薬局を
手伝うことになり、医療人としての私の人生が始まります。
鳥取に帰って、父から最初にいわれたのが、葛根湯の処方を
考案された漢方の医聖と呼ばれる張仲景さんの
傷寒論(しょうかいんろん)をよみなさい
でした。
最初は全くわかりませんでしたが、3回も繰り返して読破すると
なんとなく、すべてわかったような気になり、店頭で漢方相談
を始めます。
そんな、つけ焼刃な漢方の知識でも
風邪、特にこじれた風邪
花粉症
膀胱炎
などには、特にお役にたつことができました。
また、システムエンジニア時代は残業だけで200~300時間を
こなしていたため
・手足が火照って冬でも布団から手足を出さないと眠れず
・喉が渇いて水分をとっても癒されることがなく
・人込みではいらいら煩躁感が強く
中医学でいう激しい「陰虚」の症状が癒されることなく苦しんで
いました。
身体の中から潤してくれる
知柏地黄丸(ちばくじおうがん)
気力をつけ体力回復してくれる
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
などで自分自身のカラダの悩みは、霧が晴れるように
解消してゆきました。
こんなことから、さらに様々な情報を集め処方を
用意してゆきました。
中医学との出会い
漢方に興味を持ちながら、店頭活動を続けてきた中で
1990年アメリカの代替医療の父と言われる
アンドルーワイル博士のベストセラー
「癒す心、治る力(原題SpontaniousHealing)
という書籍と出会います。
著書の中では、現代医療が中心の20世紀の中で
中医学
アユールベーダ(インド医学)
様々なサプリメントの特徴や有効性
について書かれていました。
とくに、中医学は絶賛されていて、興味深く本格的に
学びたくなりました。が、そこに現在の中医学恩師
中医師の先生方と出会います。
先生方は、毎月の様に患者様の相談について様々なアドバイス
をいただきました。
とくに先生方のご専門の、不妊症、皮膚病とも多くの結果が
伴い、多数の方に喜んでいただきました。
そして、2006年からは、毎年中国へ研修に連れて行って
いただきました。
婦人科は、南京中医薬大学、山東中医薬大学
皮膚科は、南京中医薬大学、広州中医薬大学、上海中医薬大学
などで学びました。
国医大師との出会い
中医薬大学では、実際に中医師の先生方の診察を拝見
させていただくことができました。あの時代ならではのことで
現在は、やはり個人情報などの兼ね合いで診察を見ることは
ほぼ不可能になりました。
とくに
南京中医薬大学で学んだ周期療法の夏桂成先生の講義も診察も
素晴らしかったのですが、先生は80才で中国最年少の
中医学の人間国宝ともいえる国医大師(こくいたいし)
になられました。
振り返れば、
ホリスティック(代替)医療との出会い
中医師の先生方との出会い
国医大師との出会い
と導かれるように優れた指導者と出会い、おのずと
高い知識や技術を習得することができました。
中医学の診察はOnly For You
中医薬大学での診察では、一人一人を丁寧に診察して
それぞれの大切にあった中成薬(中医学に基づくお薬)
が処方されます。
そのためには、15分~30分かけて問診と呼ばれる
身体の症状を聞き出します。そして、お薬はもちろん
患者様お一人一人に合わせた食事の指導や、生活指導
が行われます。
皮膚病などは、症状が目に見えるので本当に分かり
やすいのですが、多くの方々の悩みが解消されてゆきます。
そして、中医薬大学での診察や講義で学んだことを
そのまま日本でもまねてみると、同じようにうまく
お役に立てる結果が多々ありました。
そんなお陰もあって、多い時には年間1万件近くの
ご相談を受けることもあり、現在
世界中医薬学会連合会という世界唯一の中医学の国際学会
といえる組織の理事を始め2026年現在以下のような
たくさんのお役目を頂くにいたりました。
2018年~2023年 日本中医薬研究会会長
2019年~2022年世界中医学会連合会生殖部会理事
2019年~2028年世界中医学会連合会皮膚科部会理事 2019年~2028年世界中医学会連合会臨床思惟委員会副会長
2025年~2030年世界中医薬学会連合会耳鼻咽喉科理事
これも、ひとえに
中医師や中国で教えてくださいった先生方
ともに学び、励ましてくれた薬局の先生方
数えきれない程多くのご相談をさせていただいた地域の皆様
のお陰なので、すべtの皆様に深く感謝いたします。
治療よりも予防、予防よりも養生
そして、ご相談の中で
多くの皆さんの悩みの原因が食事にあることが多く
また、食事が改善されるとお薬の効果も早い
ことに気がつきました。
とくに
皮膚病の方
高血圧の方
糖尿病の方
高脂血症の方
婦人科でもPCOSなど代謝のバランスの悪い方
などは、お食事が改善されないと治癒に向かわないようです。
そして
症状がでてから、病気と診断されてから
お食事を改善して頂くより
事前に食事を正して頂いて、病気を発症させない方が
何倍も楽に健康をいじできます。
中成薬の有効性もですが、食事の大切さを実際に理解
すると、祖父のことづて
「すべての患者様をお父さんお母さんと思いなさい。」
を思い出すと、食について特に
「中医学をベースとした薬膳」
を懸命に学びました。
治療のカギとなる新薬など医薬品
予防のカギとなる中成薬やサプリ
養生のカギとなる食事としての薬膳
もし、自分の家族の健康の悩みであれば
この健康への3つの鍵のうち
なるべく早く治療のカギ医薬品を休薬減薬できるように
中成薬や食事を強化するよう伝えます。
そして、中成薬も必要最小限の
上薬(ジョウヤク)と呼ばれる、長く飲んでも副作用なく
健康を向上させるお薬と食事で養生してもらえること理想
としています。
こうして中医学の中から生まれた、新たなコーポレートポリシー
「治療よりも予防、予防よりも養生」
を胸に、社員とともに日々のご相談、薬膳講座に向き合って
ゆきたいと思います。
とくに、薬膳の講座では中医薬大学で学んだ臨床の経験を伴う
中医学を、症例を交えながらお伝えしてゆきます。ので、
中医学のすばらしさを伝えるエバンジェリスト(伝導師)の方
が増えていただければ、こころから嬉しく思います。
ご相談についても
皮膚病の患者さんへの思い
不妊症の患者さんへの思い
など、ご相談者さまとこのブログの読者の皆様にお伝え
してゆきます。
引き続き、長くお付き合いいただければ幸いです。
株式会社イヌイ代表
乾康彦
1957年1月6日大阪生まれ
慶応義塾大学理学部卒業
3年間システムエンジニアとしてソフトウェア開発に携わったのち家業である薬局を継承。1990年台米国代替医療のアンドルーワイル博士「癒す心、治る力(Spontaneous Healing)」に巡り合い、身体や心の悩みは薬だけに頼るのではなく「自然治癒力の目覚め」の大切さに気づき、薬局の店頭で根本治療を目指す漢方による相談を開始。
いままでの5万件以上の相談を重ね、不妊症、生理不順、皮膚病、生活習慣病など漢方が効果的な健康の悩みの多くは食生活の乱れ、偏食、睡眠不足など誤った生活習慣に原因があることに気がつきました。
現在は、「治療よりも予防 予防よりも養生」をコーポレートポリシーとして、飽食の時代の忙しい現代人が日常のなかでも手間をかけることなく養生できるよう「漢方と薬膳で考える」シリーズを執筆中。
2018年~2023年 日本中医薬研究会会長
2019年~2022年世界中医学会連合会生殖部会理事
2019年~2021年世界中医学会連合会皮膚科部会理事 2019年~2021年世界中医学会連合会臨床思惟委員会副会長
電子書籍
あなたの卵巣年齢何歳ですか? 漢方で考える不妊症・黄体機能不全はホルモンバランスが大切: プラセンタ・マカ サプリメントから漢方まで 漢方と薬膳で考える不妊症シリーズ
