
薬膳教室 調理実習 「鱈のアクアパッツァ」
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鳥取市で漢方の相談薬局と薬膳師の資格取得可能な講座を開催しているイヌイ薬局
乾康彦(いぬいやすひこ)です。
4月の調理実習は13日の満月に開催しました。
身体の吸収力が最高になる時期で、
メインの料理は はと麦と南蛮毛の薬膳アクアパッツァです。
*満月に最適な鱈(たら)の秘密
メインの鱈(たら)は
「タラふく」と言われるように、なんでも食べて消化して
しまう、生命力あふれる食材です。
特に、アミノ酸スコア100とアミノ酸バランスが良く
卵や蕎麦と並んで良質のタンパク・アミノ酸源なので
これからの夏バテ予防に最高です。
また、コレステロールが低いのもおすすめできます。
鍋物だけではなく、イタリアンでも食べていただきたい
優秀な食材です。
始めにレシピをご説明して、早速調理にとりかかります。
〇鱈(たら)薬膳アクアパッツァ
材料(二人分)
鯛 1尾(200g/一人)
塩 小さじ1/2
アサリ (計170g)10個
しめじ 1パック
ミニトマト 6個
水 400ml
EVオリーブオイル (焼く用) 大さじ1
仕上げ EVオリーブオイル 50ml
イタリアンパセリ (生) 適量
レシピ
準備
あさりは砂抜きし、貝同士を擦り合わせて洗って
イタリアンパセリはみじん切りに、ミニトマトは
ヘタを取っておきます。
1、ミニトマトは横半分に切ります。
2、鯛は両面に1本ずつ切りこみを入れ、塩を全体にふり
3、フライパンを強火で熱しEVオリーブオイルをひいたら
2を入れます。
4、弱火で焼き色がつくまで3分ほど焼きます。
5、焼き色がついたら裏返して反対面を弱火で2分ほど焼きます。
6、両面に焼き色が付いたら強火にして水を加え、鯛に煮汁をかけながら
2分ほど加熱し、石鎚を取ったしめじ、陳皮、南蛮毛、アサリを加えます。
7、煮汁を鯛にかけながら強火で3分ほど煮込み、鯛に火が通り
アサリの殻が開いたら1を加えます。
8、全体がなじむまで1分ほど煮込んだら、EVオリーブオイルを加え、
煮汁を全体にかけながら乳化するまで30秒ほど強火で煮込みます。
9、弱火にしてイタリアンパセリを加えたら火から下ろし、
お皿に盛り付けてできあがり。
*塩加減は、お好みで調整してください。
*煮汁が少なくなった場合は、水を加えて調整ください。
何故か、カメラ目線で調理する生徒さん達
あまった鱈とシジミと茸のエッセンスがたっぷり含んだ
出汁で最後はリゾットに
なにはともあれ、おいしくいただいて
しっかりレシピも学んでいただきました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。