
NHKしあわせは食べて寝て第3話に学ぶ薬膳~カレー・スパイス編~
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薬膳をテーマに話題のNHKドラマ
しあわせは食べて寝て待て
について、薬膳的に補足しています。
放映済みのテーマは
しあわせは食べて寝て待て 薬膳解説ブログ
https://ameblo.jp/konankanpo/entry-12892372887.html
参考ください。
*カレーは薬膳?
第三話ではカレーが登場。
主人公がスパイスについて、いくつか話題になります。
カレーはそもそも薬膳といったほうが良いくらい
カレーに使われるスパイスは、漢方などでもよく使われる薬草からできています。
今日は、カレーでよく使われるスパイスと
スパイスカレーのレシピについてお伝えします。
*ターメリック(ウコン)
和名はウコンなので、日本でも二日酔い予防のドリンク
として有名かもしれません。
主用な成分のクルクミンは
強い抗酸化性・抗炎症・消化促進、肝機能促進
関節炎の痛みの軽減、解毒作用などが知られ
薬草としてのターメリック(ウコン)は
血行を良くして
生理痛や胸痛、黄疸(おうだん)などの肝臓の諸症状などに処方されます。
効能は広いのですが、味はとても苦いのでスパイス
としては少量づつの使用をおすすめします。
*カイエン
赤唐辛子の粉末で
鉄分、カルシウム、リン、ビタミンB群、ビタミンCなど
豊富な栄養分を含有しているので
食欲増進(消化不良・食欲不振の改善)、新陳代謝促進
筋肉痛や神経痛などの疼痛の緩和。
などにオススメです。
唐辛子は、味はとても辛いので少量づつ加えてゆきましょう。
*クミンシード
シードという名前からして種のイメージがありますが
実際は果実でパウダーで使われることも多く
健胃薬として消化促進、 食欲増進、免疫アップ
貧血予防などが期待されています。
セリ科の植物ですが、中世ヨーロッパでは恋人の心変わり
を防ぐものと信じられ、結婚式の際にはポケットの中に
クミンを忍ばせて臨む風習があったといわれています。
とても、かぐわしい臭いなので心変わりが心配なときは
多量に仕込んでみましょう。
*コリアンダー
カレーのスパイスとしては種がつかわれますが
コリアンダーの葉はパクチー、香菜(シャンツアイ)
とも呼ばれカレー以外にもエスニック料理などに良く
使われ最近は日本でも親しまれているようです。
コリアンダー は、強い香で胃腸の機能を整えるので
芳香性健胃薬
といわれています。
薬草としては、「胡荽子(コズイシ)と呼ばれています。
また、果実は肉や魚の臭い消しによく使われています
*カルダモン
カルダモンは「小豆蒄(ショウズク)」といわれ香の強い
胃腸薬とされ、 その爽やかな香は
「スパイスの女王」「香の王様」「高貴な香」
といわれています。
ニンニクや肉料理の臭い消しとして調理にも良く
使われます。
また、コーヒーの害を防ぐので、カルダモンの精油を
加えたカルダモンコーヒーは、中近東で人気だそうです。
薬草としては
香りの良い健胃作用
ストレス緩和作用。
があるとされています。
*クローブ
クローブは、蕾が釘に似ているので「丁字(ちょうじ)」
とも呼ばれます。
薬草としては、日本でも胃腸薬として使われます。
が、独特の香りはゴキブリが嫌うと言われています
ので、キッチンの四隅においておくと、不要な殺生を行
わなくて済みます。
含有成分のオイゲノールは、抗菌防腐作用があるので
インドでは殺菌防腐剤として使われていました。
温める作用が強いので
冷え症の方
生理痛をはじめ冷えによる様々な痛みに
おすすめ出来ます。
*ブラックペッパー
ブラックペッパーは日本では調味料のイメージですが
薬草としても
食欲を増して消化不良の改善、栄養の吸収を促進
血行を促進して冷えや生理痛に使われます。
スパイスの種類は、まだまだたくさんありますが
そのほとんどが、薬草としても処方されています。
それぞれの薬草の働きを理解しておくと、一人ひとりの
体質体調に合わせたカレーを施膳出来ます。
薬膳は、難しい薬草を使った料理ではなく、一人一人
体質体調に合わせた料理を薬膳と言います。
簡単な説明ですが、
スパイスも、もっと身近になること願っています。
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