
NHKドラマ「しあわせは食べて寝て待て」に学ぶ梅雨の薬膳
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NHK 人気ドラマ しあわせは食べて寝て待つ
の第2話で、梅雨時には「とうもろこし」という
場面がありました。
梅雨時は湿度が上がるので、身体にも余分な水=湿
が溜まりやすくなります。
とおうもろこしやはとむぎ、薬膳的に身体に溜まった
不要な水分を排泄する働きがあるので
今日はトウモロコシを使ったおにぎりのレシピ
ご紹介です。
とうもろこしとハトムギのおにぎり
材料 2人分
米 1合
とうもろこし 1/2本
とうもろこしのひげ 1/2本分など適量
ハト麦30G
レシピ
1、洗ったハト麦を20分ほど水につけ、とうもろこしの粒を芯からはずし、トウモロコシのヒゲを2mmなど細かく刻みます。
2、1をお米と一緒に炊く。
3、手毬大のおにぎりに握って出来上がりです。この時期は、海苔、紫蘇(ゆかり)などのふりかけおすすめです。
とうもろこしの薬膳的な意味
脾胃の消化器系を整え消化機能を高め
食欲不振・消化不良などの解消に
気を補うので疲れた時、ばてた時に利尿作用もあり
身体が重い、浮腫みなどの解消にも。
トウモロコシの髭(ひげ)は捨てないで
味は甘で、性は平、帰経は肝腎膀胱心小腸。
とうもろこしの髭は、南蛮毛(なんばんもう)とも呼ばれ、
身体の余分な水分を尿から排泄し、
身体の余分な水分を改善する
利水消湿の作用があるとされる
漢方生薬。
はと麦の薬膳的なはたらき
漢方の生薬としてヨクイニンとよばれ、利尿作用と脾胃肺を整える作用が
あり、浮腫み、下痢、食欲不振、痰、胸苦しさなどの改善に。
炎症を抑える作用もあり、喉の痛み、ニキビなどや、
肌の水分の調整によるイボ取り、美白など
美容効果に楊貴妃も毎日食べていたと言われています。
生のはとむぎは清熱利湿(熱を冷ます効果が強くて余分な水分排泄)
炒めたはとむぎは健脾止瀉(胃腸を丈夫に下痢を止めます)。
その他、ごはんにいれて炊く・はと麦茶として飲む・炒めてポン菓子として
梅雨時の養生
芒種から小満にかけては、全国的に梅雨入りになります
気温の上昇とともに湿度も上昇しはじめ蒸し暑い日が始まります。
身体に余分な水分が溜まると、消化器系の脾胃の機能が低下するので
余分な水分=湿を溜めないようにしましょう。
腹八分目を守り
十分な咀嚼を意識して
生もの、甘いもの、粉ものなど、湿を溜めやすい食材を控えめに
しておくこと大切です。
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