開発者の想い
A級国際中医専門員
乾 康彦
Yasuhiko Inui
1957年・大阪生まれ。 慶応義塾大学工学部数理工学化(現理工学部数理科学科卒業)。 1990年より根本治療をめざし、漢方相談を始める。 2006年に中国で国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。 現在は鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、漢方相談薬局4店舗を経営している。生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、これまでに5万件を超える。 「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、忙しい現代の生活の中で安心安全に中医学の知恵にもとづいたライフスタイルを取り入れられる食材やスキンケア製品のブランド「アンドゥナチュレ」を開発、運営する。
Message
A級国際中医師(国際中医専門員)の認定をいただいて以来、10年以上にわたって毎年のように南京中医薬大学、雲南中医薬大学など中国の中医学専門の機関で講義を受け、実際の診察を見学させていただく機会にめぐまれました。そこでは、PCOS(多膿疱性卵巣症候群)、習慣性流産、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、うっ滞性皮膚炎など、日本では難治とされる症状の改善も珍しくありませんでした。そして、何より老中医(ろうちゅうい)と呼ばれる中医学の名医の先生方の診察では、漢方のお薬のことばかりではなく、体質改善のための食事の留意点、睡眠などの生活習慣に至るまで、多くの生活上のアドバイスもおこなわれていました。 私たちも、数多くの漢方相談や、健康相談をいただく中で、老中医の先生方から学んだ通り、漢方のお薬だけにたよるのではなく、生活習慣や特に食習慣を体質に合わせていただくようにすることで、多くの方々のお役にたつことができました。一方で食生活、食習慣の改善に取り組みたいのに、お仕事の環境や職種、役職等や、介護や育児などのご家庭の事情などでなかなか実践しにくい方々も多数見受けられます。 そういった環境でお悩みの方には、毎日の完璧な食習慣の実践にこだわることなく、一週間のうち3日理想の食事に近づけていただくだけでも、悩みの解決を促進することは十分可能です。完璧にこだわって自分自身を責めたり、あきらめる前に、少し力を抜いて取り組むことで、立ち向かい、心や身体の悩みに打ち勝つ一助となれば幸いです。
薬剤師・国際中医薬膳師 A級国際中医専門員
乾 マリコ
Mariko Inui
兵庫県出身。昭和薬科大学薬学部卒業。 薬品メーカー学術部に6年勤務後、結婚を機に漢方相談薬局で女性のお悩み相談を中心に薬剤師として勤務。中でも不妊・子宝の相談が多く、妊娠しやすい身体づくりのアドバイザーとして相談者の悩みに日々寄り添っている。 南京中医薬大学・雲南中医薬大学・広州中医薬大学・山東中医薬大学・ 成都中医薬大学などの附属病院の婦人科・皮膚科研修を修了。 2018年 A級国際中医専門員 取得 2019年 国際中医薬膳師 取得 毛髪診断士 一般社団法人日本中医薬膳協会の代表理事を務める。
Message
処方箋調剤から一般医薬品、漢方薬のご相談に薬剤師として30年以上の経験を重ね、ご相談者様の悩みと不調に一緒に向き合ってきました。 お客様の薬歴を記入しながら思うことは、 ちょうど1年前にも同じような疾患で受診、 ご相談にお越しいただいているケースが多いことに気が付きます。 不妊症のお客様は、漢方薬が少し肩を押すようなかたちでお身体の変化を実感いただけることが多くあります。 からだとこころのお悩みや不調の改善につながるよう 中医学の考え方を暮らしに取り入れ、食への取り組みを通じて ご自身が本来もっていらっしゃるからだの力で、毎日をいきいきと過ごしていただけたら、こんなにうれしいことはありません。 みなさまの健康な毎日を心から願っています。